IELTS(アイエルツ、International English Language Testing Systemの略称」)とは、世界最大規模に受験されている英語の運用能力を評価する試験です。IELTSでは、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングという4つの英語技能を総合的に評価する試験です。英語能力の向上だけでなく、英語圏の国への留学・就労・移住を希望する場合に用いられています。
昨今、140カ国以上・11,000校以上の教育機関に留学するために、「IELTS」または「TOEFL iBT」が用いられています。
IELTSは2つの試験タイプがあり、主に留学に用いられるAcademic Module(アカデミック)と、学士以下での留学や研修への参加などに用いられるGeneral Training Module(ジェネラル・トレーニング)とがあります。どちらのモジュールでも、リーディング(読む)・リスニング(聴く)・ライティング(書く)・スピーキング(話す)という四つのセクションにより構成されています。
スピーキング力を伸ばすには塾に通う必要がありません。
上記の例題からもお分かりだと思いますが、IELTSのスピーキングの内容は日常生活中心の話が多いです。普段から英語の多読・多聴を通じてボカビュラリーや表現を蓄積して、オンライン英会話等を活用して毎日英語を話す環境を作って、話すこと自体に慣れていきましょう。
普段のスピーキング練習のため過去のIELTS問題を使うことで、発話量を増やすとともに、IELTSの試験形式に慣れていくこともおすすめです。
IELTS Speakingの採点は「Fluency and Coherence (流暢さと内容の一貫性)」「Lexical Resource (語彙力)」、「Grammatical Range and accuracy (文法知識と正確さ)」、「Pronunciation (発音)」という四つの評価項目があります。(詳しい採点基準はこちらIELTS公式サイトの表をご参照ください。)
司法試験も合格された皆さんは話の一貫性は問題なく保てるでしょうから、ここでは文法と語彙について触れてみます。
日本人が不得意な「現在・過去完了、完了進行形」などの細かいニュアンスを伝えられないとスコア7~8は難しいです。文法面は「Grammar in Use」の上級を熟知したいところです。
単語量としては、英検で言うと準1級の単語はマストで使えるようにしましょう。単語帳は「Pass単熟語」がオススメです。また、日本語を介さずにイメージで単語を理解し覚えるアプリ「TANZAM」も評価が高く、IELTS単語を網羅しています。
IELTSのスピーキングの問題プールは年に3回更新され、14月、58月、9~12月のそれぞれの期間で同じ問題プールが使われます。ネット上では一部の本番問題が流出しているので、受験予定の期の本番問題を収集し、回答を準備しておくことが可能です。
特に、「発音」や「流暢さ」は日本人が傾向的に高得点を取りにくく、短期間で改善することが難しいと言われています。「発音」や「流暢さ」にはそれぞれの個人差がありますが、この講座を受講することで、模範解答を参考にして準備できるため、たとえ「発音」が5.0と判定されても、総合で7.0のスコアを取得できるように設計しました。
※オリジナル模範解答では、「内容の一貫性」、「語彙力」、「文法知識と正確さ」において、8.0の採点基準に準じて作成しています。
ネット上では一部の本番問題が流出しているものの、問題プールを完全に集めるのはかなり難しいです。
年3回(2025年6月、10月、2026年2月)、各関連機関や世界中の受験生が共有したSpeaking問題を集め、問題プールを完全に収録し、IELTSスピーキング試験の本番のPart 1とPart 2で聞かれる最新問題を全てカバーします。
Part 2に基づいて出題されるPart 3の問題は、試験官に左右される部分があるため、完全にカバーすることができませんが、長年にIELTS試験を研究している講師が、出題の傾向に合わせて作成した予想問題も提供します。今までの経験上は、Part 3の予想問題の的中率は50%程度となります。
IELTSスピーキングの採点は、4つの基準それぞれ0-9.0の点数がつけられ、その平均点はスピーキングセクションのスコアになります。
2026年9月30日(水)まで
128,000円(税込)
講義時間:
約2時間43分
配信状況:
全講義配信中
おすすめコメントはありません。